2009.07.09(Thu) 11:48 PM
自己PRはするな
本日、マーケティングに関するセミナーへ参加して参りました。
最近はセミナーで話したり、セミナーに参加したりと
セミナーに関わる機会が増えたのですが、
本日は純粋に勉強がしたくて参加してきました。
しかし「マーケティング」って、
これまた「ブランディング」と一緒で幅の広い、正体の分からない言葉ですよね。
よく「マーケティングって何だと思う?」と問うと
「市場調査とか…?」のような返事をもらう事が多い。
実際、僕も昔はそう思っていた節がある。
だけどその市場調査とか商圏調査とかってのは「マーケティングリサーチ」というものであって
「マーケティング」と言う言葉の明確な答えにはなっていない。
いや、大枠ではマーケティングなのか。
そういえば僕がよくお話しさせてもらう「ブランディング」も
「マーケティング」の一種だったりして、
そう考えると余計混乱してしまい、じゃぁ似た言葉の「コンサルティング」は何なのさ?
とよくわからない問いかけを自分に投げつけてみたりする。
とにかく、何となく分かってはいるんだけど、
恐らく自分の中でキチンと噛み砕けていなくて消化不良の状態なので
一言でキチンと説明が出来ないもどかしさがあり、
だから「マーケティングセミナー」なんて言われると、
明確な回答を求めて、ついつい参加してしまったりするのだと思う。
ま、そんなこんなで本日参加してきたのですが、その中でドキッとした事を言われた。
「自己PRはするな」
モンキーワークスの初回営業では、ウチの強みだったり真理とかを一生懸命語り
そして立ち上げから今までの簡単な経緯を説明したりする。
これにはワケがあって…
立ち上げ当初、まだ「あいちベンチャーハウス」の中で個人事業として細々やっていた頃の話。
大手企業へ営業をかけ、取引がうまくいきそうとなった最後の最後で
「そんな得体の知れん小さな会社と取引なんか出来ん」
という判断で結局お取り引きが出来なかった、という悔しい経験がありました。
そのせいもあって、まず最初のお客様には
あいちベンチャーハウスの厳しい審査を通って(当時はかなり厳しかったんです。)
こういう考えを持って、こんな風に活動してて、こんな体制でやってて、
こう見えても意外としっかりちゃんとやってるんです。
と、いう事を一生懸命お話しして信頼してもらおうとなっていました。
その流れで今日まで一生懸命自社紹介を必ずやって来ていたのですが、
今日のセミナーでの内容で愕然としました。
「自分たちがどれだけ素晴らしい会社であるか、という事にお客様は興味ない」
「お客様が興味があるのは、取引をするとどんな得を与えてもらえるのか、という事」
確かにおっしゃるとおり。
もちろん信頼を得るために、ある程度の会社紹介は必要だろう。
そして我が社の哲学なども、判断材料として多少は必要だろう。
だけど、そこに多くの時間と労力を使う必要はない。
それよりもお客様にどんな素晴らしい事を僕らが提供できるのか、
そこをキチンと話さなくてはならないし、
僕らの考えや真理は、契約後実際にお仕事をする中で感じてもらえば良い事だ。
初期の苦い思いのために何の疑いもなくやり続けて来た事が
実はそんなに大事なことではなかった事に気付き、
今の体制なりのやり方があるんだろうな、と考えてしまいました。
そう、営業の仕方だけではない。
モンキーワークスを川澄と二人で始めてから今、
いろんな細かいところが二人体制の頃の方法のままで続いている事も少なくない。
今の10人体制になった今、やり方を変えなくてはならない。
経理や案件の進め方。各自の責任範囲や判断基準。
ルールに規則にマナーまで。
見直す時期に来ているんだと言うことを再確認しました。
まずは、過剰な自己PRはもうやめようと思う。
もっとお客様が必要とするお話を、ワクワクできるお話をしよう。
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