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2008.10.24(Fri) 9:18 PM

沈まぬ太陽

今「沈まぬ太陽(山崎豊子著)」を読んでいる。


最近はなかなかゆっくり本を読むヒマも無いけど
毎日少しだけでも読書の時間を捻出して読むようにしている。

集中しだすと何時間でも読んでしまうけど、
日によっては10分くらいしか時間が無い時もある。

だから読むペースが非常にゆっくりだ。
ノンビリ牛歩のごとく読み進んでいる。


今読んでいるのは山崎豊子著の「沈まぬ太陽」

20081024.jpg

全5巻の読み応えあるお話だ。

簡単に内容を紹介します。

Wikipediaより抜粋---------------
 国民航空社員(モデルは日本航空)で同社の労働組合委員長を務めた
 主人公、恩地元(実在の日本航空元社員・小倉寛太郎がモデル)が受けた
 不条理な内情を描き、人間の真実を描いた作品。
 フラッグ・キャリアの腐敗と、単独機の事故として史上最悪の死者を出した
 日航機墜落事故を主題に、
 人の生命に直結する航空会社の社会倫理を鋭く抉り出した作品である。


実はこの本、十数年前に一度完読している。


当時の僕は企業に務めているサラリーマンで、
正直言ってチャランポラン。
そんな僕に上司がススメてくれた。

決して優良社員とは言えない当時の僕に何かを伝えたくて
上司は貸してくれたんだと思うんだけど、
当時の僕がこの本を読んで何を感じたのか全く覚えていない。

「面白かった」「読み応えがあった」という感想だけが残っていて
何を感じたのか覚えていない。

唯一覚えているのは、読んでいる途中で号泣した事を覚えている。
だけど、それがどの部分で何を読んで何を感じて泣いたのかは覚えていない。


そんな本を当時とは立場が違う僕が、
今この本を読んだら何を感じるんだろうと
ふと思い立って読み始めて1ヶ月ちょっと。
ようやく4巻を読み終え、ついに最終巻に突入する。

恐らく当時の僕は主人公に肩入れする読み方しかできず
一方的に「国民航空」へ憤慨していたんだと思う。

だからと言って今、経営者になったから「国民航空」に肩入れするわけではない。

同じように「国民航空」や主人公の立ち振る舞いに苛立ちを覚える。
恐らく十年前と感じ方は変わらないんだろうな。

だけど、それではいけない。

経営者として、この本から何を得るべきか。

学ぶ事はあるはずだ。

主人公が発する言葉や文章に込められた1つ1つの思いが、
ふと自分に向けられている気がして恐ろしくなる瞬間もある。


最終の5巻。
また時間がかかるかもしれないけど、じっくり読み終えようと思う。

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