2007.06.09(Sat) 8:05 PM
ブランディング
最近ブランディングという言葉をよく耳にする。
街を歩いていても
雑誌の表紙や広告の中で「ブランディング」を目にする。
知り合いと話していても耳にする。
WEBサイトをアチラコチラと眺めていても目にする。
自分たちがブランディングに関わる仕事をしているせいもあって、
無意識のうちに意識しているせいで敏感になっているのかもしれない。
実際に僕自身も「ブランディング」という言葉をよく使う。
だけど、ちょっとした引っかかりが自分の心の中にあって、
それが何なのか実態が分からないでいるけど
何となく「ブランディング」という言葉を使う事に抵抗を感じるようになってきている。
一時、僕は「コンサルティング」という言葉に抵抗を感じていた時期がある。
コンサルティングを売りにされている企業のほとんどは
本当にコンサルティングをされていると思う。
だけど、コンサルティングの真似事みたいなことをしていて
「コンサルティング」とうたっていらっしゃる方も少なくない。
あるWEB制作会社へ入社されたばかりの方が
「オレの職業WEBディレクター!」と言っていた、という話を先日聞きました。
そんなカンタンにWEBディレクターって仕事ができるわけないですよ。
「コンサルティング」「WEBディレクター」
両方ともすごく責任を伴う言葉だったり職業だったりすると思うんだけど
何だか敷居が低くなった、というか
その言葉で何でもかんでも片付けてしまう乱暴さに恐ろしさを感じる。
僕が「ブランディング」という言葉に対して抱く危惧は
それらの言葉と同じような扱いになってはしないだろうか、と言う事。
ブランディングとは、関係者へどのように認識してもらうか、
見え方や認識のされ方をキチンとマネジメントする事だと僕は思う。
大きな流れを説明すると
1.「明確に決める」
何が強みで、何を売っていきたいのか、という事を。
2.「改造」
決めた事が理想ではなく、実態であるように改める。
3.「発信と浸透」
そしてその情報をルールに従って常に発信し続ける事。
この3つがブランディングの基本的な流れだと思う。
つまりは本質的な部分をキチンと見極め、
それを発信し続ける事によって、見え方や認識のされ方をコントロールする事。
それこそが「ブランディング」の本当の狙いではないかと思います。
だけど、実際には単純に見た目の改造だけや
企業ロゴや会社案内、少し見た目の良いWebを作るだけで
「ブランディング」という言葉に納めてしまっているような気がする。
本質なんて二の次。
どう見せたいか、という事ばかりを考えて
偽りのカタチやビジュアル、イメージ、情報発信で飾り付ける。
そんな事も「ブランディング」と言葉で片付けられる。
我々モンキーワークスが単なるWeb制作会社ではなく、
単なるデザイン屋ではなく
「ブランディング」を商売としていきたいと考える今。
まずはキチンと「ブランディング」という言葉の在り方を考え、
そのうえで自社のブランディングをしなくては、と思っています。
来週あたりベンチャーハウスから事務所を引っ越します。
予定では秋から初冬にかけて法人化も予定しています。
キチンと足下を見て、モンキーワークスのベースを固めるいい時期だ。
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