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2011.09.09(Fri) 4:21 PM
デザインという言葉の危険性
明日、我が社の大島がWCANでアートディレクターについて話す。
これを機に僕自身でも「デザイン」について改めて考えてみた。
「デザイン」って、ものすごく幅の広い言葉。
そして属する業界によってもその定義は様々。
建築業界で言う「デザイン」と広告業界の「デザイン」
服飾業界での「デザイン」工業界での「デザイン」みなそれぞれで違う。
広義の意味での「デザイン」の定義は同じなんだと思う。
しかし狭義の「デザイン」は属する世界によって全く違う。
そして、またこの言葉を使う人によっても定義は様々。
ちなみにWikipediaで見てみると
やはり広義と狭義の「デザイン」が存在する事が記載されている。
さて、我が社の場合はグラフィックや紙のデザイン、それからWEBに携わっている。
両方に携わっているからこそ見える「デザイン」という言葉の危険性。
例えば紙やグラフィックでの「デザイン」とは
レイアウト、文字組、マージン設定、書体、配色、
などを差して「デザイン」と称する事が多いように思う。
情報整理の仕方やコピーの作り方も含めて「デザイン」と言われる方もいる。
WEBの場合はどうだろうか。
UXやIA、UIを中心にした、どちらかと言うと「設計」に近い感覚のものを「デザイン」と
称する事が多いような気がする。
時にはCSSをしっかり使いこなし、コーディングをさくさくとやる方の事を
WEBデザイナーと称したりする方もいたりする。
WEBやグラフィックに限らず、CG処理を施したビジュアルを差して「デザイン」
と言われる方もいるし、独創的な世界観を作る事を「デザイン」と言われる方、
とにかく無機質な必要最低限度の情報しか載っていないものを「デザイン」と呼ぶ方。
様々な「デザイン」定義があり、それぞれ間違ってはいないんだと思う。
僕が一番危険だと思っているのが「Webデザイン」という言葉。
とにかくグラフィックなどで定義された「デザイン」という意味も成し、
設計の感覚に似たUIやUXなどを含んだ「デザイン」も含んでいる。
そしてコーディング技術やフラッシュなどの技術も含んでいる。
だから迂闊に「WEBのデザインには自信あります」なんて言おうもんなら
どのように解釈されるか分ったもんじゃない。
以前グラフィックを中心にやっているデザイナーさんと話していた時
「WEBデザイナーって全然デザインの基本が出来てないよね」
と言われた。
彼はグラフィックの世界での「デザイン」定義で話していて、
つまりは「WEBの連中は文字組が出来ない」という話をさんざんしていた。
確かに「文字組」や書体のセレクトなどは基本中の基本として考えられる。
しかし果たして「WEBデザイン」では基本中の基本なのかというと、
そうではないかもしれない。
WEBの世界で言う「デザイン」の基本は、
1つのサイトの中である統一したデザインルールでページ展開作成が出来る
とか、意外とそんな事の方がWEBの世界でのデザイン基本なのかもしれない。
ちょっと脱線したので話を戻すと、
とにかく様々な意味を含む「WEBデザイン」という言葉が危険なのだ。
時折WEBデザイン系のセミナーなどに参加すると
文字組の話をしているかと思えばUIの話になったりして
「デザイン」の定義がコロコロ変わりながらお話しされる事を目にする事がある。
これは参加されている皆さんは
「定義が違うデザイン」を把握されながら聞かれているのだろうかと、
ふと心配になったりする。
僕個人的に思う「WEBの世界でのデザイン」とは
やはりIAやHCDなどを含む「設計」という意味で使うのが最もしっくりくる。
レイアウトにしても単純な配置の話ではなく、UIなども考慮した
情報整理をしたうえでのレイアウトの話こそ
「WEBの世界でのデザイン」ではないかと。
しかし、このような結論で「デザイン」という言葉を使っていても
相手によっては通じない。
特にお客様と話していると「見た目」を差してデザインと言われる事も多々ある。
先にも言ったとおり「デザイン」と言ったところで、
どう解釈されるかは相手様の定義に変換されるからだ。
対お客様の時もそうだし、業界内で会話する時ですら
定義のハッキリしない「デザイン」という言葉。
できるだけ使わないようにしているんだけど、便利なのでついつい使ってしまう。
何か分り易い言葉って無いのだろうか?
我が社ではよく「見た目のデザイン」とか「情報のデザイン」などと
遠回しの言い方をしているが、どうもしっくりこない。
認識の違いすらバチッと分っちゃうくらいの、分り易い言葉を模索中!
2011.01.04(Tue) 11:24 PM
2011年
2011年、新年あけましておめでとうございます。
昨年中は多くの皆さまと出会うことができ、そして多くの幸せをいただき、
そして支えられながら、とても良い一年を過ごすことができました。
こうして無事に年を越すことができましたのも皆さまのおかげでございます。
本当に皆さまには心より感謝いたします。
さて、2011年1月11日には私が個人事業として独立してから5年になります。
まだまだ青二才の私ですので、
やりたいこと、やらなくてはならないこと、成すべきこと、多くの課題が山積みです。
しかし一歩一歩を大事にそして確実に歩んでいきます。
まずは自分たちの足下をしっかり定め、
そして同時に皆さまには感謝の気持ちを少しでも伝え
何かしらの形で恩返しができれば、と考えております。
そしてまた1年後こうして無事にご挨拶ができるように
しっかり考え、そして行動をし毎日を過ごします。
2011年。どうぞ本年もよろしくお願いいたします。
そして皆さまにとっても良い一年でありますように。
2011年1月4日
モンキーワークス株式会社
代表取締役 古庄正尚
2010.12.20(Mon) 9:18 PM
3D映画はなぜ高いの?
話題のトロンレガシーを観た。
まだこれから観る人もいるだろうから
ツッコミどころ満載の内容には触れずにいよう。
うん。
内容は別として絵柄と音楽には痺れまくりの映画だ。
とにかくカッチョイイ!
あのスーツだったり、あのバイクだったり、バイクになるアレだったり
ディスクだったり…とにかくカッコよくて欲しくなってしまう。
初めて3D映画を観たのはアバターだった。
ついこの前だよね。
とにかく3Dという新しい映像革命にビックリし
これからの映画がどうなっていくのかスゴくワクワクしたのを覚えている。
ところが今回観たトロンレガシーでは3Dであることで驚くことはほとんど無かった。
すでに「3D」が成熟の域に達しているように思ったほど。
とにかく自然に「3D」を楽しんでいる自分に気づく。
だけど、きっと「3D」じゃないとこの満足感は得られないはず。
これから映画館での楽しみは「3D」になるんだろうな。
3Dテレビとか出始めているけど、やっぱ3D映画は映画館でしか楽しめないと思う。
迫力の映像と音にもまれたいなら、やはり映画館に限る!
3D映画は映画館の救世主ですらあると思う。
しかし、しかしだ。
こんなに満足している3D映画に1つだけ不満がある。
大きな不満だ。
なぜ3D映画は高いのか?
この1点だけがものすごく不満である。大不満である!
ある人は「制作費がかかってるからじゃない?」と言った。
今まで制作費がかかってる映画はいくらだってある。
それでも同じ金額で観れてきたじゃないか!
制作費によって映画の料金が変わるなんて聞いたことが無いよ。
ある人は「映画館の設備にお金がかかってるからじゃない?」と言った。
ボロい映画館でもキレイな映画館でも料金は今まで一緒だったじゃないか!
小さいスクリーンの映画館だって、
音響設備が整っている立派な映画館と同じ料金だったじゃないか!
なぜ「3D」という事で料金が高くなるのか。
全く理解できない。
どこかに納得できる答えがあるのだろうか?
3D映画はとにかく素晴らしい。大万歳だ!
だけど料金が高くなるのだけは解せない。
何とかならないものだろうか?
と、こんなことを言う僕はセコい?
2010.12.13(Mon) 9:23 PM
そしてHCDまつり!
12月4日は「人間中心設計を学ぶHCDまつり」開催しました。
今年は本当にHCDにズッポリはまった1年。
浅野先生に出会ったのが今年の1月。
それからは怒濤のHCDづくし。
その集大成というか、総決算というか。
そんな忘年会も含めた今年最後のHCDってことで開催しました。
「人間中心設計を学ぶHCDまつり」
今回は急遽開催が決まって、告知が遅くなったのと
年末と言うこともあって人数は予定していたよりも少なくなってしまいましたが
前回東京で参加した「情報デザイン教育研究」みたいなことが名古屋でできました。
午前中だけのプログラムでしたが
みんながどのようにHCDを実務の中で活用したのかその実例発表を試みた。
とても満足。大満足!!
これがやりたかった。
今後はこの事例発表みたいなことを定期的に行い、
実務への落とし方や失敗例なんかもみんなで共有できると面白いだろうな。
午後からは先生の講義があって、いつも通りワークショップ。
今回は今までやったことの無かったアクティングアウト。
前回「中級編」で作ったペルソナ・シナリオを利用してのワークショップだったので
みんな、まずはどんなペルソナやシナリオだったのかを思い出すのに一苦労していたみたい。
やっぱり間隔をあけずに集中して数日連日でできればいいんだろうなぁ。
で、アクティングアウトは予想を遥かに超える面白さだった。
実際に使うシーンを身体を使って再現し、問題点や矛盾点を潰していく。
「ありえねー」っていう設定が浮き彫りになるんだよね。
しかもしっかり練習をしたチームこそ、その「ありえねー」を潰してくる。
その逆で、小物の制作に凝り過ぎたり話し合いに時間をつぶしているところほど
そのおかしな点が発表時点で潰されていない。
やはり、想像は体験を超えることができない。
実際に身体を動かして体験してみることで
おかしな問題や矛盾点を潰すことができる。
まさに今回のアクティングアウトが実はHCDの一番大事な部分を学べるんではないかと思った。
と、言うわけで大盛況に終わったHCDまつり。
また来年は春から初級編を再スタートする。
興味ある方は是非参加して頂きたい。
何となく2月くらいに先生から「名古屋へ行きたいな…」ってつぶやきがあって
急遽特別講座が開かれるような気もするんだけどねwww
2010.11.23(Tue) 9:58 PM
情報デザイン教育研究会に参加
先日22日に「情報デザイン教育研究会」に参加してきました。
いつもお世話になっている浅野先生による研究会。
各社がどのようにHCDやUXを業務の中に取り入れて、
どのような状況にあるのかって事を発表しあう会。
名古屋での状況はある程度把握しているものの
東京ではどうなんだろうと、ちょっと探りにいくような感覚で参加。
会の最後に「HCD-Web事例紹介」だったね、と例えられたとおり、
まさに教育研究会と言うより事例発表会で、
かなり食い込んだ内容を皆さんお話しされていました。
その事例を発表しあう事が研究会の中では重要なんですよね。
参加して本当にそう思いました。
まだまだ実務の中でどのように活用していくのが良いのか
と言う事を模索している状況の中、
今回のように自社以外の他社がどのように取り組んでいるのか
と言うのを知るのは非常に重要な事でした。
早速真似してみたい事やヒントが盛りだくさん。
とても良い刺激を頂きました。
そして、意外に思ったのが
名古屋同様、東京の皆さんも実務に落とす段階で苦労されている様子。
もちろん市場というか規模みたいなものは違うけど
同じように悩まれているようでした。
そして今回の参加で思った、東京と名古屋の明確な違い。
たまたま偶然なのか、それとも東京だからなのか?
今回発表されていた皆さんはウェブサービスを提供される方々。
だからHCDを学んで自社サービスにどのように活かしていくか、
という視点の方が多い。
一方我々名古屋でのHCDセミナーへの参加者はほぼ全員がWeb制作会社。
つまりウェブサービスを提供するのではなく、
企業などのクライアントからWeb制作を請け負っている方々。
だからHCDを学んで、より良いWebサイトを作ろう、という視点の方が多いように思う。
モノづくりの愛知県。
サービス業が発展しにくいと言われる名古屋。
よくよく考えてみるとウェブサービスを展開されている名古屋の企業って少ないんですよね。
この名古屋でHCDを根付かせるためには、名古屋なりのやり方を考えねばならない。
今回のように各社がどのように取り組んでいるのか発表しあう会を、
ぜひ名古屋でも近々開催したいと思う。
うん、できれば今度の12/4に開催するHCDまつりでそんな時間が持てると、
かなり有意義になるだろうな。
そうそう、そう言えば研究会会場に行く前に
ホテルのチェックインを済ませてから向かったのですが
時間が遅れそうだった事もあり、ホテルに名刺を忘れて行ってしまった。
名刺が無いと動けないもんですねぇ。
つくづく思いました。
二度としたくない失敗です。
ご挨拶させて頂いた皆さまには、改めてメールなどでご挨拶させて頂きます。
2010.11.10(Wed) 10:41 PM
パラグライダー!
僕の頭の中はパラグライダーでいっぱいです。
本来、極度の高所恐怖症の僕。
ジェットコースターはもちろん観覧車すら怖くて乗れません。
名駅ツインタワーのエレベーターですら外側に向かって立つのは遠慮したいくらい。
そんな僕が夏WCANPに参加したとき
オプションとなっていたパラグライダーに急遽参加することになった。
なぜだか覚えていないんだけど、何故か急に自分で「何かを超えなければ!」
と、変な使命感を感じて急遽現地申し込みで参加させてもらったんです。
で、みごとにハマってしまいました。
パラグライダー最高に楽しいんです。
WCANPから帰ってきて、すぐに名古屋付近で飛べるところを探し、
10月に飛ぶ予定を立てました。
しかし当日の天候が悪く結局飛べず。
それから約一ヶ月。
11月6日に念願叶って岐阜県池田山で2回目のパラグライダーを体験してきました。
当日の天候は風も穏やかで快晴。
若干ガスッてましたが絶好のパラ日和。
WCANPの時は高度300mからのフライトで、結局400mくらいの高さを体験したのかな。
で、今回はナント700mからのフライト。
スタート地点で前回の2倍以上。
とにかく高い。
![]()
さすがにその場所へ立つと、やっぱりやめようかなと怖じ気づいたりしましたが、
何とか無事にフライトすることができました。
パラグライダーは基本的に風に乗るスポーツなので
高い所からフライトした後は、ゆっくりと高度を下げて地面へ到着する。
だけどキチンと上昇気流を読んでコントロールすると高度を上げることもできる。
上手い人だと上がったり下がったりで何時間も飛んでいることができるらしい。
今回はインストラクターの図らいで、結局1300mまで上がってくれました。
1.3kmですよ。驚きです。
地上から1300mの上空をノンビリとフライトしてきたんです。
1000mを越えると、そこはまた別世界。
飛行機の中から見る景色に似ていました。
その高さで風を感じながら飛ぶ爽快感!
![]()
途中で雲の中にも入りました。
それから少しだけだけど、操作もさせてもらえました。
![]()
途中でインストラクターの方が写真を撮ってくれたり
いろんな事を楽しんで、結局20〜30分は飛んでいたようです。
そのおかげで着地した時は「車酔い」みたいになって気分が悪くなり
ドッと疲れが出て動けませんでしたが、
いやぁ〜最高の体験でした。
前回と今回はインストラクターと飛ぶ、いわゆる「タンデム飛行」。
1人で飛ぶにはライセンスが必要となる。
うん、決めました。
ライセンスとります!
そして大空を1人で自由に飛びます!
そうそう、一緒に行ってくれた山田さんが飛び立つ瞬間を動画で撮ってくれてました。
どうぞ↓
いやぁ〜、最高に嬉しい動画だw
撮ってくれた山田氏に感謝である。
また行こうなぁ〜!
2010.11.05(Fri) 6:20 PM
構想その2
先日ブログに書いた「名古屋ウェブ改善研究会」構想がなかなか好評なんです。
嬉しい事だ。
そして、実現に向けて日々動いております。
何とかカタチにしたい。
できれば講師ができる人材を名古屋で育てていきたい、
そして魅力あるウェブ制作会社が増えて
案件自体も名古屋ならではの面白い企画や案件がたくさん生まれれば
次の次代を担う若い世代の名古屋離れも食い止めることができるはずだ。
学生のみんなも絡めて、名古屋でのウェブ業界就職率も上げつつ
もっともっと世代を育てていかねばならぬのだ。
とりあえず、やるべき事と計画中のものを忘れないうちに整理しておこう。
▼研究会自体の立ち上げ
・名古屋ウェブ改善研究会の名前を見直す(長いので短くわかりやすくしたい)
・名古屋ウェブ研究会のドメインとサーバーを確保
・サイト立ち上げ(スケジュールなどの告知、活動内容の発表の場)
・料金体系の整備
・全体のスケジュール作成
▼HCDについて
・HCD中級編、次の計画整理
・HCDまつりの準備と告知(12/4に開催決定)
・HCD初級編2011年度の計画
▼アクセス解析について
・中級クラスの設営と計画
・初級クラスの準備と告知(1/22回再予定:3回セミナー)
▼サイト改善について
・前回の改善報告会の計画
▼営業について
・クリエイター向け営業スキルアップセミナーの実施(11/13開催:只今申込受付中)
・年間計画を立てる
う〜ん、完全に自分の備忘録w
でも頑張ろ。
2010.10.27(Wed) 4:40 PM
名古屋ウェブ改善研究会構想
ようやく構想が固まってきた。
昨年より我が社でセミナーや研究会を数件開催し、多くの同業の皆さんとお会いしてきた。
営業セミナー、ブランディング、iPhone導入セミナー、HCD、そして名古屋サイト改善研究会。
また他で開催されるセミナーや集まりにも積極的に参加したり、講師として壇上に立つなどして多くの皆さんとお話をする機会をもった。
本当にこの業界は皆さん勉強熱心で素晴らしい事だと改めて思う。
その触れ合いの中で思ったこと。
----みんな悩んでいる。
まだまだ若い業界だけに悩みは尽きない。
どうやって良いWebサイトを構築できるのか?
どうやって制作工程の問題点を潰していくか?
どうやってお客様満足度をあげられるのか?
どうやって人材を育てていくべきか?
どうやってビジネスとして成立させる事ができるのか?
Web業界の中でどうやって儲かるのか?
どうやって社会に貢献できるのか?…
とにかく悩みは尽きる事なく業界内の多くの皆さんが悩んでいる。
しかも技術の進歩は著しく、トレンドを追い続ける事も忘れてはならず、常に情報を渇望している。
だからセミナーや勉強会に参加して何らかの解決や回答を求めているように思える。
そして多くの講師の皆さんが多くの技術や知識を惜しげもなく教えてくださる。
とても勉強になるし、刺激にもなる。
そう。
実はここが大きな問題だと思うのだが、勉強になって刺激になる、だけで終わっているのだ。
本来であれば、学んだ事や経験した事を整理して咀嚼し、実践をし、問題点を洗い出し、改善して自分なりのやり方を構築し、そしてさらに学ぶということを繰り返して、実践の中で精度を増しながら活用していかなければ、せっかく時間やお金をかけて学んだ事が無駄に終わってしまう。
「学ぶ」事が目的になってはならない。
そうして、辿り着く大きな壁。
---みんな学んだ後で、実践への落とし込みができずに苦しんでいる。
ふと、思ったのだが、他地域から来ていただく講師の皆さんからは、本当に多くの知識と刺激をもらえ、最先端のお話を聞けてとても勉強になる。ありがたいことだ。
ただ、その方法をソックリそのまま名古屋という地で実践する事は難しいのではないだろうか。
名古屋には名古屋なりのやり方がきっとあるんじゃないだろうか?
他地域と名古屋ではとにかくいろんな事が違う。
もちろん名古屋だけではなく、各地方地方で特色は違っているはずだ。
客層や予算感、求められる事も違えばそもそものマーケットも違うだろう。
そんな違う地で全く同じことをやってうまく行くはずがない。
知識や技術として学び、それを名古屋という地で実践できるようにアレンジを加えることが大事なんではないだろうか。
東京のやり方は東京で通用するやり方。
多くの先人が学び、研究して構築してきた東京で通用するやり方だ。
だから成功事例として大いに参考にしつつ、僕らは僕らで名古屋で通用するやり方を構築すべきではないだろうか。
では、名古屋なりのやり方ってなんだろう?
それは分かりません。
ただ一つ言えるのは、僕一人で名古屋のやり方を考えても何も始まらないという事。
名古屋の土地柄としてよく「周りの様子を見ながら動く。決して自ら動こうとはしない」と、よく言われます。
確かに僕も名古屋の方々を見ているとそう感じたりしますが、決して悪い事ではない。
皆さん堅実なんです。とにかく名古屋は堅実なんです。
だからみんなで動く事ができる土地だと思うんです。
誰かが動くんじゃない、みんなで動く事が得意な土地だと思うんです。
つまり名古屋なりのやり方というのをみんなで考えればいいんじゃないか。
結束力と言うか団結力と言うか、横のつながりを大切にするそんな名古屋独特の土地柄を活かして、みんなで考えていける場を構築すればいいんじゃないか?
もしかすると、そのやり方こそが「名古屋らしい」やりかたなのかもしれない。
実は春頃から弊社主催でスタートしたHCDセミナーを続けて行く中で上記のような気づきがボンヤリあった。
そしてふとした事をきっかけに「Webサイトの効果を出すための方法(アクセス解析とかリスティングとか)をみんなで考えるためにとりあえず集まろうの会」を9月末に開催してみた。
とりあえずは集まってみて何か始めてみようか、というかなりボンヤリした趣旨にも関わらず20名弱の方々に参加していただき、そこでいろんな意見を聞く事ができた。
参加者の方々でもそれぞれ温度差があり、議題も定まらずのらりくらりとした会になってしまったが、僕なりに面白い試みだったと思っている。
この会の切り口がアクセス解析とかだった事もあり、その会議中に次回開催を決定し、内容もある程度決めた。
そして先日10月に「名古屋サイト改善研究会Vol.1」を開催した。
参加者は30名弱。
ある参加者のECサイトを題材に、今までのサイト経緯やアクセスログ、売上推移などを資料として配布し、5グループに分けてそれぞれで改善の提案をするというワークショップ。
会自体は新しい試みだった事もあり、それなりに楽しめた会だったと思う。
なかなか1つのサイトに対して他者がどんな思考と着眼点を持って挑むのか、それらを目の当たりにするだけでも面白かったと思う。
しかし技術や知識のレベルの差は歴然。
各々で温度差が違う事が露呈し、会参加の満足度は二極化してしまった。
大いに勉強になった方と勉強したかったのだが教える立場になってしまったという方々。
反省すべき点である。
しかし、この会でようやく一筋の光が見えた。
名古屋なりのやり方。
ようやくその構想が明確に見えてきた。
実はその構想の名前が「名古屋ウェブ改善研究会」である。
先日開催したこのアクセス解析の会自体は「名古屋サイト改善研究会」という名前だったが、名古屋の業界や技術の事をみんなで考え作り上げていく仕組みとして「名古屋ウェブ改善研究会」構想を進めて行こうと決めた。
テーマは地産地消だ。
ふと気づくと名古屋の講師がなかなかいない。
学び、研究し、構築し、教育をして、育成していく。
そして名古屋産の講師を排出していく。
この一連の流れを名古屋で構築するのだ。
名古屋のやり方をみんなで考え、それをしっかり伝えていく土壌が必要なんだ。
HCDセミナーを開催している時に講師の浅野先生にも貰ったヒントを元に、「名古屋ウェブ改善研究会」の全体仕組みを考えてみた。
ある専門分野(例えばHCDだったり、例えばアクセス解析だったり)で「初級」「中級」「上級」のヒエラルキーを構成し、各階層の目的を以下のとおりとする。
「初級」学び:専門用語や技術に触れて、基礎的な事を学ぶ。
「中級」研究:学んできた事を更に追求し、実務に落とす方法を研究する。
「上級」育成:研究された事をしっかりと皆へ伝え広めていく活動を行う。
つまり名古屋と言う地で、ある専門分野(HCDやアクセス解析)をうまく活用できる方法をみんなで研究し、仕組みや方法を構築しながら、その考えをしっかりと初級の方々に伝えていける構造が「名古屋ウェブ改善研究会」なのだ。
名古屋なりの方法を構築し、名古屋の講師を育て上げ、しっかりと伝えていく。
まさに地産地消。
参加者も制作側の人間だったり発注側の方だったり混在で良いと思う。
垣根を取り払う事で生まれる「嬉しい効果」は必ずあるはず。
そして「名古屋ウェブ改善研究会」の中でHCDやアクセス解析、SEO、リスティング広告、マーケティング、ブランディング、IA、UI、UX、ディレクション、デザイン、HTML、CSS、AS、営業、プランニングetc…いろんな専門分野が立ち上がってくれば良いのだと思う。
学ぶだけではダメだ。
実務に落とす構造が必要なんだ。
自社だけではどうしても限界がある。
他者と学びあい、研究する事できっと何かが生まれる。
そんな「名古屋ウェブ改善研究会」の構想がまとまりつつあります。
とりあえずは出来る所からと言う事で、近日中に「アクセス解析の初級者向けセミナー」「SEO初級者向けセミナー」の企画をまとめご案内できるようにします。
「アクセス解析の中級研究会」も動こうと思っていますが、我こそは、と言うメンバーを探しているところです。
それから「HCD中級研究会」もそろそろ動きます。
コチラは先日HCD中級編に参加いただいた方々にお声がけさせて頂きます。
あと営業初級コースとなる「クリエイター向け営業スキルアップセミナー」も11/13に開催します。参加申し込みも受け付けているので是非!
まだまだこの構想は僕個人の構想で、しっかり進めていくためには多くの方々にご指導と協力をお願いしなくてはならない。
大変だとは思うけど、無理だと思ってしまえばそこまで。
だから頑張ってみる。
そして、この「名古屋ウェブ改善研究会」の先には「名古屋イレブン」という別構想もあるし、もっともっといろんな構想が後に控えている。
何としても「みんなで儲かる名古屋」を目指し、まずは実現させてみせる。
先は長いが、やってやれない事は無い。
できるか?いやいや、やるぞ!
2010.10.18(Mon) 9:29 PM
ブログ書こ
あぁ、また2ヶ月が経ってしまいました。
いかんなぁ。
特にツイッターを始めてから極端にブログを書かなくなっている。
書きたいことは毎日山ほどあるのに、
キチンと考えた情報をアウトプットするのが億劫になっているんでしょうか?
日々のふとしたこととかをTwitterでつぶやき
各ツイートはtwtr2srcでEvernoteに飛ばしているので
何となく備忘録になっているつもりなんだろうか?
しかも、先週からはバタバタで、ツイッターもろくにつぶやけず。
インプットだけでは自分の頭の中で湾曲してしまう。
自分なりの言葉で明確にアウトプットすることで咀嚼と整理が完了する。
とても大事なことなのについつい後回しに。
記憶も知識も風化してしまい、ついには粗食も整理もできないまま。
いかんいかん!
とりあえず、ブログを書くと言う行動を強引にでも再度始めて見るか。




